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2023.05.16

数量限定『沖縄ナボナ』に使用!自然あふれる沖縄県名護市「中山コーヒー園」見学

亀屋のあんぱん抽選会開催

沖縄の豊かな自然の中で、手間暇かけて育てられる『沖縄コーヒー』


亀屋万年堂(本社・工場:神奈川県横浜市都筑区 / 総本店:東京自由が丘)は、国産素材にこだわった「あんバターナボナ」の数量限定商品「沖縄ナボナ 珈琲とバター」(1個194円(税込)・常温販売)を2023年5月20日(土)より直販店舗(東京・神奈川28店舗)及び公式オンラインショップにて販売いたします。


亀屋万年堂では「北海道の小豆」「九州の薩摩芋」「瀬戸内の檸檬」など、魅力ある国産素材を「ナボナ」に活かして「新しいナボナ」をお客様にお届けしておりますが、新しい素材を探す中で国内で生産されたコーヒー豆「沖縄コーヒー」に辿り着きました。

「沖縄コーヒー」は100年ほど前から栽培が行われている“知る人ぞ知る”という存在。本格的に栽培と販売に力を入れ始めたのは最近のことで、沖縄本島のみならず、宮古島や石垣島など、40ほどの農家でコーヒー栽培が行われています。『沖縄から世界最高のコーヒーを』の思いのもと、無農薬などの栽培方法にこだわり、美味しい「沖縄コーヒー」を育てています。

こだわりの詰まった「沖縄コーヒー」がどのように育てられているのか、沖縄県名護市にある「中山コーヒー園」へお伺いしました。

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やんばるの豊かな自然環境「中山コーヒー園」

「コーヒー栽培の北限」と言われている沖縄。
北緯26.5度に位置する「中山コーヒー園」は、これぞ沖縄の自然!と思うようなヒカゲヘゴやシダなど亜熱帯植物が生い茂り、野鳥たちの囀りがにぎやかな、自然豊かなやんばるの山の中にあります。約一万坪の敷地に、山の谷間や斜面を利用し、防風林を植えるなど自然に近い環境で、農薬は一切使用せずにコーヒーの樹を育てています。

コーヒーの樹は実はとてもデリケート。気温が高すぎても低すぎても育だたず、5℃以下になると枯れてしまうことも。一日中同じ気温だと美味しいコーヒーにならないなど、育てるのが非常に難しい植物です。

天候が変わりやすい沖縄は、台風や数年に一度ある寒波などもあり、栽培に関する悩みが尽きません。「中山コーヒー園」では毎年新しい品種を取り入れ、沖縄の環境に適した品種の探求を行うなど、「沖縄コーヒー」をより多くのお客様にお届けできるよう取り組まれています。


いよいよ沖縄県産コーヒー豆の収穫

コーヒーの樹は成木となるまで3年以上かかると言われています。
2mほどの高さまで大きくなったコーヒーの樹には、葉の間から連なるように実ったコーヒーの実が見え隠れします。
赤く熟すとさくらんぼのように見えることからコーヒーチェリーと呼ばれるコーヒーの実は、同じ木の同じ枝になった実でも熟すタイミングが異なるため、真っ赤に熟したコーヒーチェリーだけを一粒一粒摘み取って収穫していきます。
このコーヒーチェリーはそのまま食べることもでき、果肉は少ないものの、ほのかな甘さが感じられるフルーツのような味わいです。

赤く色づいた実だけを厳選し収穫しても中身が未成熟のものもあるため、水に浸けて浮いてしまったものは選別し、成熟したコーヒーの実だけを使用します。一般的にはコーヒーチェリーの実を剥き、種を取り出してから乾燥させますが、「中山コーヒー園」ではフルーティーなコーヒーの味わいにこだわり、コーヒーチェリーの実のまま乾燥させ、コーヒーチェリーのさわやかな香りをうつしています。

一杯のコーヒーを淹れるには、紙コップ約一杯分のコーヒー豆が必要。手間と時間を惜しまずつくられた、こだわりの「沖縄コーヒー」です。
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沖縄県の「中山コーヒー園」から東京都の「珈琲や」へ

「中山コーヒー園」で栽培・乾燥したコーヒー豆は、東京都中野区にあるコーヒー豆専門店「珈琲や」で焙煎されています。珈琲は焙煎の仕方によって味わいが大きく変わるため、珈琲生豆の生産地や品種の特徴をはじめ、粒の大きさ、水分量、硬さなどを理解し、特徴を引き出すように焙煎されているとのことでした。

当日の気温や湿度などでも火入れが変わる繊細な作業。細部にまで神経を張り巡らせ、理想の味わいになるように意識されています。
「中山コーヒー園」のコーヒー豆は軽い飲み口でさわやかな味わいになるよう焙煎されており、えぐみがなく甘味が感じられるフルーティーなコーヒーになっています。『沖縄ナボナ珈琲とバター』では「沖縄コーヒー」を微粉砕し餡に加え、ほのかな苦味の感じられるフルーティーで香り高い「珈琲あん」に仕上げています。


SDGsの観点も!コーヒーチェリーの実をパウダーにした「カスカラパウダー」使用

『沖縄ナボナ珈琲とバター』ではコーヒーチェリーの実と皮を乾燥させパウダー状にした「カスカラパウダー」を生地に加えています。

コーヒーチェリーには食物繊維が豊富で、鉄分やカリウム、ビタミンAなども含まれ、カフェ酸やクロロゲン酸、フィルラ酸といったポリフェノールの抗酸化作用も期待されるスーパーフードです。
以前はコーヒーの豆を取り出した後のコーヒーチェリーはそのほとんどが破棄または肥料にされていましたが、近年その栄養価の高さや、環境に配慮するSDGsの観点から注目を集め、「カスカラパウダー」をはじめジャムなどに加工されています。

亀屋万年堂でも、沖縄の豊かな自然があってこそ育つ「沖縄コーヒー」を使用するにあたり、「カスカラパウダー」を使用した生地の開発に取り組みました。
あんずのようなフルーティーな香りが特徴の「カスカラパウダー」は、小麦粉と混ぜて使用することで、これまでのナボナで味わったことのない、柔らかくほろっとした食感にすることができ、新たな魅力の詰まったあんバターナボナ『沖縄ナボナ珈琲とバター』が完成しました。


情熱をお客様のもとへ

今回の農園見学で、生産者の皆様の美味しいコーヒーを作ることへの熱い想いとコーヒーを作ることの大変さを感じると共に、改めて自然の恵みへの感謝がこみ上げてきました。私たち亀屋万年堂も込められた思いをしっかりと受け止めて、「沖縄ナボナ珈琲とバター」を丁寧に作り上げて参ります。



【商品名】沖縄ナボナ 珈琲とバター
【販売価格】1個 194円(税込)
【販売期間】5月20日(土)~無くなり次第終了
【取扱い店舗】直販28店舗 一覧はこちら

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