和菓子は、人の一生とともにある。
日本では人生の節目のたびに様々な行事があります。喜びを彩り、悲しみに寄り添う和菓子は、古来より行事には欠かせないものでした。亀屋万年堂も人と人との「和」を育む和菓子を皆様にお届けするべく、日々お菓子作りの研究に励んでいます。
こちらのページでは節目の行事と、それに適した和菓子などをご紹介していきます。
お子様の誕生
十三参り
数え年で13歳になる旧暦の3月13日に、知恵の象徴である虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)様にお参りする行事です。京都・大阪などでは七五三に匹敵する大きな行事ですが、関東圏では珍しいかもしれません。13歳は、心身ともにこれまで以上に大人へと成長していく節目の年。それを再認識する場でもあります。この日に食べるお菓子を「十三智菓」といいます。13種類のお菓子を買ってお供えし、それを持ち帰ってから食べるのです。
結納・結婚式
一生の中でも、特に晴れやかとされる儀式の一つです。結納は結婚を申し込む儀式で、当日はご挨拶も兼ねてお菓子を持参していくと良いでしょう。結婚式は、相思相愛の男女が一生の伴侶として結ばれ、人生への新しい旅立ちをするための大切な儀式です。
人生の節目ごとに数多くの大切な行事があります。和菓子やお菓子はただおいしく食べるということだけではなく、行事と和菓子を通じて人の結びつきを大切にしています。出産や子供に関するお祝い事や行事の由来等をご説明いたします。